美味しそうでしょう~美味しい~しつこくない~身体にも良さそう~甘くなくてまた食べたくなる~

『京菓子司 仙太郎』は、いつも行列で平日の午後3時、行列がなかった♪初めてどんな商品があるのかが見えたかも♪全部美味しそう~!ぼた餅が一番人気だそうです

ぼた餅は、粒あん / きな粉 / 七穀 の3種類


『仙太郎』は”美しい”よりも”美味しい”を大切にするのだそう。
「美味しいとは、身体が欲しがる状態のこと。身体を養う正しい食べ物のみが本当の意味で美味しいと言える。自分の生まれ育った所の風土が育むものが一番身体になじみやすく、身体に優しい、美味しいもの。それを”身士不二”という。近くの産物、丹波、近江、大和、但馬、国産の原材料にこだわる。農業の空洞化を阻止する為にも」
仏教用語。「身」(今までの行為の結果=正報)と、「土」(身がよりどころにしている環境=依報)は切り離せない、という意味。地元の食品が身体に良いという考え。
<ぼた餅>
もともと「ボタ」とは米の卑称。出荷できない、売り物になりにくい欠けたお米の事を 「ボタ米」と称し、それでつくった餅を「ぼた餅」と呼んだ様。もとは農耕の間食用としてつくられたもので、いつしかそれを春秋、 昼夜を二分するお彼岸の時に、ご先祖様にお供えする風習となった。 本来、ボタ米で作ったから「ぼた餅」と呼んでいたものが春には、その姿が牡丹の花の様だというので「牡丹餅」。秋には、小豆のつぶが萩の花の咲き乱れている様だと言って「萩の餅」「お萩」と呼ぶ。現今では、春も秋も「お萩」というのが一般的、仙太郎では年中「ぼた餅」と呼んでいる。1コ120gと大振りなのが牡丹という名に相応しいとの考えから。
<小豆(あずき)>
丹波八木町神吉の自社農場、昔日の天領馬路大納言の原種をもって種子づくり。丹波小豆の遺伝子を残し育てる使命と夢。現在三反、500キロの収穫。香りが良く、表皮が柔らかく、とにかく美味い。角粒大粒がその外見。
<もち米>
自作すること二町歩、6000キロの収穫。自ら精米し八分づき、少し玄あるは胚芽を残す為。近隣の農家、農協からも頂く。フードマイレージ。遠くても江州(滋賀県)がせいぜい。品種は羽二重。
<青じそ>
香味もさることながら、舌先におもねらず、胃の腑に美味しさを問う為にあえて刻み入れる。当初は、よくゴミに間違われ叱られる事もあった。でも意固地に入れ続けて今では認めてもらえている。この青じそ、一部は丹波工場横のハウスで自家栽培のもの。

「棚からぼたもち」
おもちは五穀豊穣、小豆は魔除けに通じることもあり、日本の行事に欠かせないもの。
京菓子司 仙太郎 伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 B1F
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藤川奈々ホームページ
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藤川奈々ナレーションサンプル
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