泣けました・・・
あらためて、昨年末のフジテレビ『FNS歌謡祭』に出演した、宝塚宙組の皆さん、かっこ良かったですね

まさかの、後ろ姿から振り向いてくる真風涼帆、かっこ良かったです。
男役たちもめちゃめちゃかっこ良かった。
今年、組誕生20周年の宙組、きてますね。
ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』
男たちがひとりひとり、金網のフェンスを乗り越えてくるシーンが凄いんです。
すごい練習したんだなぁ・・・
フェンスを乗り越える際、両足を高く天井に上げての着地。
体操の跳馬のよう。
華麗で素晴らしい。
観劇後、次の様なご意見が。
Q.『ウエスト・サイド・ストーリー』と『ロミオとジュリエット』は似てるね?
『ウエスト・サイド・ストーリー』は、シェイクスピア原作の『ロミオとジュリエット』を1950年代後半のニューヨークのウエスト・サイドに移して、人種差別や貧困といった社会問題を盛り込んだ悲恋の物語。
1957年に行なわれたブロードウェイ初演でも、プロローグのスタイリッシュなダンスシーンなど、斬新な演出と振付が絶賛され、ミュージカルにおけるダンスの役割を向上させた画期的な作品としてミュージカル界に新風を吹き込んだのです。
観る者の心を捉えて離さないストーリーと、迫力あるダンスシーンが魅力の『ウエスト・サイド・ストーリー』
音楽が出来たあとに振付をしてゆくのではなく、音と振付を同時に行って、ここではドラムの音が欲しいなど、完成されたミュージカル・ナンバーも最高傑作とされる大きな理由となっているのだそうです。
有名な「トゥナイト」は、作品のモチーフとなった『ロミオとジュリエット』と同じく、バルコニーのシーンで歌われ、主演のトニーとマリアが互いの恋心を情感たっぷりにデュエットで聴かせる。
決闘を前に男たちが歌い踊る「クール」
プエルトリコの女の子たちが歌い上げる「アメリカ」など、
心打つ名曲に全編彩られた、これまでのミュージカルの歴史を覆した偉大な作品なのです。
◆トニー・真風涼帆(まかぜすずほ)
かつてリフと共にジェット団を結成しグループを束ねていた。現在はグループから離れ、ドラッグストアで働く。心優しいトニーに感情移入しました。トニーがソロを歌う度、涙をぬぐうお客様。とても立派なセンター。お顔が彫りが深くてアメリカン。あらためて、真風涼帆 は背が高い。大きい芹香斗亜よりも背が高かった。挨拶は気取りがなくてほんわかしていて好感度大。
◆マリア・星風まどか(ほしかぜまどか)
ベルナルドの妹。恋をする前のキャンキャンとはじけるマリア、神々の土地のオリガが酒場でキャンキャンしている姿を彷彿。パーティドレスの胸元をもう少し広げるようにアニータに頼むところがめちゃ可愛い。ピンクのドレスのお腹に大きなリボンの衣裳、よく似合ってめちゃめちゃ可愛い。ソロの高音の美しい事。一緒に見た、マツケンサンバの振付師・マジ―こと真島茂樹さんは、
「あんなに高音が響く娘役さんがいたのね~~~」
◆ベルナルド・芹香斗亜(せりかとあ)
プエルトリコの移民で構成されるシャーク団のリーダー。マリアの兄で、妹想い。人種差別するアメリカ人を憎んでいる。ハンサムでプライドが高い。「ロミオとジュリエット」のティボルトにあたる。かっこいい。登場からゾクゾクさせるセクシーさ。赤いシャツに黒いパンツで足を横に高く上げる姿は、昔からポスターで見たあのシーン。黒い役が似合う。長く細い足。頭まで上げる足。不敵な笑み。アニータ(和希そら)を抱き寄せ、腰に回す手が何とも・・・組替えで更にパワーアップした哀愁が漂う姿に目が離せません。ほんとに女性?男性にしか見えない。宙組に来て良かったね。
◆アニータ・和希そら(かずきそら)
ベルナルドの恋人。周りでも、和希そらファン急増中ですが、この役で益々魅力アップ。かっこいい女役がよく似合い、声もそのまま。歌もうまい。プエルトリコの女の子たちと歌い上げる「アメリカ」は圧巻。何度も見たくなる場面で、クルクル変わる和希そらの表情、キレッキレのダンス、頭まで上がる足。普段は男役なのに、ヒールで踊り、スカートさばきもお手の物で目を見張りました。マリアの良い相談相手だったのに、人種の違いからもつれ、物語は急展開してゆく。
◆リフ・桜木みなと(さくらぎみなと)
ポーランド系アメリカ人の少年非行グループ「ジェッツ」(ジェット団)のリーダー。ジェットを共に結成したトニーの家に居候している。「ロミオとジュリエット」のマキューシオにあたる。1幕開けて15分踊りっぱなしのセンター。何かを訴える目が魅力的。ベルナルド・芹香斗亜と渡り合う。警察の目をくらませる為に、表面上仲良く装うベルナルドとリフ。その時に二人が一緒に見ている本がファンの間では注目だそう。
◆チノ・蒼羽りく(そらはねりく)
マリアの婚約者。シャイで優しい青年。マリアとトニーに揺れ動く姿が哀愁を漂わせる。
◆ドク・英真なおき(えまなおき)
トニーが働くドラッグストアの店主。グループ抗争を止めない若者達に忠告する。少年たちには聞き入れられない。「ロミオとジュリエット」のローレンス修道士にあたる部分が。少しの出番ながら圧倒的な存在感。登場するとホッと和む。
◆シュランク警部補・寿つかさ(ことぶきつかさ)
ニューヨーク市警察ウエスト・サイド分署の警部補。コートの裾を翻し颯爽と登場。左側の口元を上げてほくそ笑む、ニヒルでダンディな警部補が何ともかっこいい。『神々の土地』の皇太后マリアのデコルテ、ドレス姿の美しさとは180度違う、ザッツ男役。
◆ヴェルマ・綾瀬あきな
ダンスがとてもかっこ良くて可愛い。
◆グラッドハンド・穂稀せり(ほまれせり)
各グループの中立的立場にいる、微笑を浮かべたひどく明るい青年。皆でダンスをしようと中立の立場で促す姿が何とも可愛くて笑いを誘い、ほっこりする。彼に会いにまた行きたい。
◆スノウボーイ・春瀬央季(はるせおうき)
瀬奈じゅんさんに似ている~長身で細くてかっこいい。瀬奈じゅんさんに憧れて「瀬」の一文字を付けたんですね。声も細いけど、めちゃめちゃかっこいいし、ほんとに瀬奈じゅんさんに似ている。今後も楽しみ。
◆カゲソロの娘役さんがとてもじょうずでした。
ブロードウェイの伝統のミュージカルを、オール日本人、ましてやオール女性で演じている事がすごすぎます。
迫力あるダンスナンバーの数々、宙組のパワーを魅せて頂きました。
<お客様の感想ピックアップ>
「挑発にカッとしたベルナルドの腕掴んで制すリフかっこ良すぎる」
「和希そらくんはMVP、喜怒哀楽の表現も躍動感も」
「リフがパッとジャケット脱ぐのかっこ良すぎ」
「チノがものすごく良かったです!」
「芹香さんのベルナルドはクコチヒコ様の次ぐらいにかっこいい」
「フェンス越え、WSS好きとしては最重要課題」
「キキちゃんのベルナルドはポスター以上のカッコ良さ」
「そらアニータもかっこ良かったけど、えびちゃんヴェルマも負けないくらいかっこ良かった。 リーダーの女は違う」
「トニーは歌中心でダンスも少ないけど、あの涼やかな笑顔と何でもない白いシャツの立ち姿、包み込む腕、切ない表情、本当に素敵だった」
「アニータ圧巻!芹香ベルナルドの綺麗だ!に毎回心臓撃ち抜かれるのでアニータになりたい←は?」
『ウエスト・サイド・ストーリー』
1957年にブロードウェイで初演後、圧倒的なダンスと心揺さぶる名曲の数々で大ヒットしたミュージカルの最高傑作の一つ。
宝塚歌劇においては、1968年に月・雪組合同で上演(トニー ・古城都、マリア・八汐路まり、リフ・清はるみ、ベルナルド・千波淳、アニタ・砂夜なつみ)、ダイナミックなダンスが評価され、その年の芸術祭大賞を受賞。
1998年の月組(トニー ・真琴つばさ、マリア・風花舞、リフ・初風緑、ベルナルド・紫吹淳、アニタ・樹里咲穂)、
1999年の星組(トニー ・稔幸、マリア・星奈優里、リフ・絵麻緒ゆう、ベルナルド・彩輝直、アニタ・羽純るい)による再演も大好評を博した。
<ストーリー>
1950年代後半のニューヨーク。ウエスト・サイド周辺を縄張りとするストリートギャング、ポーランド系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団は、街の中でことあるごとに対立。ジェット団のリーダーであるリフは、シャーク団リーダーのベルナルドに決闘を申し込む。リフは元リーダーで足を洗ったトニーを誘い、あるダンスパーティー会場に出かける。トニーはそこで美しい少女、マリアと運命的な恋に落ちる。しかし、彼女は対立するシャーク団のリーダー・ベルナルドの妹だった。恋と友情の板ばさみに悩むトニーは、マリアに頼まれジェット団とプシャーク団の決闘を止めようとするのだが……。
MUSICAL『WEST SIDE STORY ウエスト・サイド・ストーリー』
◆東京国際フォーラム ホールC
2018年1月12日(金)~ 1月25日(木)
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/westsidestory_tokyokokusai/index.html
MUSICAL『WEST SIDE STORY ウエスト・サイド・ストーリー』
◆梅田芸術劇場メインホール
2018年7月24日(火)~ 8月9日(木)
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/westsidestory_umegei/index.html
うちの父は要介護なので、障がいのダンス場面はとても驚いてしまいました。あれはどうなのかな。
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
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※敬称略