あの衝撃のミュージカルが再び甦る

『ジキル&ハイド』2018年3月3日~3月18日
東京国際フォーラム ホールCにて上演
愛と欲望の狭間で苛まれる難役で再び観客を魅了する石丸幹二
妖艶な娼婦役という新境地に挑む笹本玲奈
ジキル氏の婚約者役で新たな風を吹き込み宮澤エマ
日本ミュージカル界屈指の歌唱力を誇る才能が豪華競演!
音楽 :フランク・ワイルドホーン
『ジキル&ハイド』は、イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説「ジキル博士とハイド氏」をもとにしたブロードウェイミュージカル
いつだって見てこなかった作品。周りも皆、私が見てない事に驚いていました。
フランク・ワイルドホーンさんの素敵な楽曲ばかり。
今回初めて見たいと思ったのは、石丸幹二さんの主演の歌を沢山聞けるから♪
石丸幹二オンパレードです♪
石丸幹二さんのファンの方々はたまりません。
はい、たまりません。
澄み渡る声。
包み込んでくれる愛に溢れる甘い声。
大きな国際フォーラムの一番後ろまで届く声量。
稽古場でもまったく本番と同じ様に思い切り、手を抜く事なく歌っているのだそうです。
悪と善に揺れ動く石丸さん。人体実験を自分でやり、善の石丸さん、悪の石丸さんが、石丸さんの中で同居され、いつ、どちらの石丸さんが出てくるかわからない。
善の石丸さんは、いつも見ている優しい石丸さん。
悪の石丸さんは全くの別人格。怖い。人を殺めてしまう。
石丸幹二さんのこんなに怖い役はあまり見た事がない。
また違う魅力です。
石丸さんの奥さん役・エマ 宮澤エマ
◆エマの役に宮澤エマ
あまり舞台に登場していないので、出る度に、ヘンリー(石丸)が変わってゆく過程が見られない。でも常にヘンリーを信じるけなげな妻。
◆ルーシー 笹本玲奈
とにかくとても色っぽくて、怪しくセクシーダンスで魅力している美女は誰だろうと思ったほど。セクシーなダンス、セクシーな所作、ダイナマイトな歌、すべてがルーシーの為のステージと思うほど。ジキル、ハイドの両方と関わる事になる。
【アフタートーク一部のご紹介】
石丸さんの二役に度肝抜かれる。
指揮の塩田さんは石丸さんと一緒に、ジキルになったり、ハイドになったりして、顔まで作って指揮をしている
笹本玲奈「以前、エマ役でしたので、エマの歌稽古になると、女子トイレにこもって発生練習していました。エマの歌につられてもいけないので。歌唱指導のちあきしんさんと。演出からは菌が多いよと言われましたが(笑)」
笹本玲奈「前はエマ役でしたので、ルーシーは私にできるのかと悩みました。私ならできると言われ、私にしかできないルーシーを作ろうと考えたら、ハンカチを拾ってくれて、名刺をもらった事に、優しいと思うんですよね。そこに、これまで、人に優しくされたことなどない彼女の背景が見えました。また、ヘンリーからの手紙が読めるんです。その当時は学校も行かせてもらえなかったし、文字を書いたり読んだりは難しかったと思いますが、出来ているという事は……色々な苦労があったのだとわかるようになりました。」
笹本玲奈「石丸さんの顔が綺麗。石丸さんは稽古場から声を抜かない。」
宮澤エマ「石丸さんは歌う時に顔が動かない。私は鼻が大変なことに(笑)張り上げても綺麗な顔のまま歌えて羨ましい」
田代万里生「常に全力投球でどんな声帯してるんだろうって。歌い上げながらも薬の調合を間違わない」
田代万里生「僕はこう見えてほぼ坊主なんですよ。昭和の人みたいってルーシーが言ったよね」
ルーシー「私言ってない!言うわけない!」
エマ「私が言ったかなー東海林太郎さんって」
田代万里生「ジキル&ハイドの発表会で石丸さんと並んでみて、絶対に同級生に見えなくて、ヒゲを生やし、眼鏡をしてみたりしています。エリザベートでは、トートとフランツでした。今回やっと話せると楽しい」
宮澤エマ「ウエディングドレスでの所作、歌いながらの階段降りは難しいんです。最後、突然膝の上でヘンリーが亡くなるのですが、すぐになんて歌えないって演出家に言ってたんです。ある時、受け入れて歌える様になれました」
田代万里生「舞台セットを移動させて、セッティングして下さるスタッフさん。1秒でも遅れたら危ないところを奇跡的のようにお仕事されているスタッフさんに本当に感謝感謝です」
【お客様の声】
「今のエマは肝っ魂」
「新しいエマは聖女」
「普通のサラリーマンの様な石丸さん、完全に目がいっちゃってる石丸さんを見られるのは鉄分とれる気分だね」
最後、泣けます・・・ルーシーの意外なひとことで「えっ!!」って、涙がこぼれました・・・
悲しい、切ない、胸が苦しい、ストーリー。
日本一(私にとっては)の石丸幹二さんの歌。
笹本玲奈さんの想像を超えた妖艶な娼婦役。
宮澤エマの癒し系の貞淑な妻。
妻がいながら、美しい娼婦に惹かれてゆくヘンリー。
ヘンリーが愛したのはエマか、ルーシーか。
まさか最後の最後にあなたがそんな事を!という田代万里生。
毎日演じていて、きょうはこんな風にやってみようとか、毎回、演じ方はニュアンスが違うのだそうです。
見どころがいっぱいです。
1888年秋、ロンドン。医者のヘンリー・ジキル(石丸幹二)は、セント・ジュード病院の最高理事会に臨んだ。長年研究を続けてきた、「人間の善と悪を分離する薬」の人体実験の許可を得るためだった。
すべては精神のコントロールを失った父を救うため。ひいては人類の幸せと科学の発展にも寄与できるとジキルは確信するが、婚約者エマ(宮澤エマ)の父ダンヴァース卿(福井貴一)、そして友人のアターソン(田代万里生)から「死神よりも危険な理論だ」と忠告される。
二人の危惧は的中、上流階級の面々が集う理事会で、ジキルの要求はほとんど一方的に却下された。
その夜、リージェント・パーク地区のダンヴァース卿邸では、ジキルとエマの婚約パーティーが開かれた。そこに出席した理事会のメンバーは、この婚約を快く思ってはいない。
なかでも、秘書官のストライド(畠中洋)はエマに結婚を考え直すように迫るが、エマとジキルは強い愛情の絆で結ばれていた。
パーティーを逃れ、ジキルはアターソンに誘われるまま、カムデンタウンにある娼館も兼ねるパブ“どん底”を訪れる。そこには魅惑的な娼婦ルーシー(笹本玲奈)がいた。
その場の雰囲気にとまどっているジキルに、ルーシーは甘くささやく。「私で試してみたら?」その言葉に、ジキルは自ら開発した薬を“自分の身体で試す”という解決法を見出す。
ハーレー・ストリートの自宅に戻ったジキルは薬を服用。ほどなく体に異変が起こる。頭痛、恍惚感、痛みが全身を貫き、呼吸困難に・・・。ジキルの心と体は、エドワード・ハイドに変わった。「自由だ!」――ハイドは叫び、ロンドンの夜の闇の中へ出てゆく。
それから1週間。ジキルはエマやアターソンとも会おうとしなかった。ある日、ルーシーの体の傷を治療した彼は、加害者がハイド(石丸幹二)であることを知り、愕然とする。
いっぽう街中では理事会のメンバーが次々に惨殺されていった。エマとの結婚式が近づく中、ジキルは、ハイドをほとんど制御できなくなってゆくのを感じていた。 アターソンにすべてを打ち明けた彼は、ルーシーの身を案じ、「ロンドンからすぐに立ち去るように」との手紙を託すのだった・・・。
『ジキル&ハイド』ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=R4UknLwk4JA
『ジキル&ハイド』稽古見学会ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=WZ61f0ewL4M
ミュージカル『ジキル&ハイド』東京国際フォーラム
http://www.tohostage.com/j-h/index.html
◆2018年3月3日~3月18日
東京国際フォーラム ホールC
◆2018年3月24日(土)25日(日)
名古屋公演 愛知芸術劇場大ホール
◆2018年3月30日(金)~4月1日(日)
大阪公演 梅田芸術劇場メインホール
石丸幹二さん×フランク・ワイルドホーンさんの歌がたっぷり聞けるとても贅沢な舞台

笹本玲奈さんの娼婦、想定外に凄い!!!!!!!
藤川奈々ホームページ
http://www.nanafujikawa.com
食べログ(ニックネーム:福山麗子)
https://tabelog.com/rvwr/000355206/
吉本営業センター
http://www.yoshimoto.co.jp/corp/guide/talent.html
よしもと文化人セクション オフィシャルブログ
藤川奈々が聞き手となりインタビュー形式でよしもと所属の文化人を紹介します!
https://blogs.yahoo.co.jp/yoshimotoliberalarts
※敬称略